人工筋肉素材やシリコン製の人工クラゲが涼感・癒しグッズに最適!

kurage.jpg前回の記事ではロボフィッシュの泳ぐ水槽をお部屋において、視覚的な涼感と癒し効果を得ることができるというお話でしたね。

今回おなじような効果を得られさらにインテリアとしてもよりおしゃれなものをご紹介します。

それは水槽の中を人工のクラゲが浮遊しているインテリアです。

テレビ番組のセット、バー、カフェなどで見かけることがありますよね。

有名なものは想芸館が製造販売している「浮遊体アート」というものです。

代表の奥田エイメイ氏はかつて人工筋肉の研究者でありましたが、景気低迷で研究が中止になり退職、その後に人工筋肉研究の知識を活用して人工筋肉由来の薄膜樹脂を制作して人工クラゲを開発されたそうです。

ところで人工筋肉というのは生体の筋肉組織と同様の動きを工学的な手法で実現しようとするもので、電気的・磁気的・化学的なエネルギーによって構造の状態が変化して動くものです。

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奥田氏はかつての研究中に、筋肉が動くときに音がしないので電気洗濯機などのモーターに人工筋肉を使用することで、家電製品のモーター騒音を消せるのではないかと考えていたそうです。

研究中止によってモーターが人工クラゲに代わったんですね。

ただこの浮遊体アートは人工筋肉でクラゲが泳ぐのではなく、水槽内の水流によって人工筋肉由来のごく薄いプラスチック膜がゆらゆらと動き、クラゲのような浮遊感を出すものなんです。

とは言ってもただのプラスチックではこのゆらゆら感は出せませんので、やはり人工筋肉のたまものかもしれませんね。

それにバリエーションでブラックライトを当てると青、赤、オレンジ、橙、緑に妖しく発光する蛍光タイプもあるので本当に幻想的な雰囲気です。

一方、アメリカのバージニア工科大学では海軍の資金提供によって、人工筋肉を使って自己推進力で泳ぐロボットクラゲの「ロボジェリー」が2012年に開発されたそうです。

自己推進力を持っているということは水流が必要ないということですが、この人工筋肉は白金処理された形状記憶合金にカーボンナノチューブを巻き付けた構造が連続して化学反応を起こすことで推進力を得ているそうです。

ロボジェリーは海水中の水素と酸素が白金を触媒にして化学反応するときに発熱するため形状記憶合金が温まり収縮し、続いてカーボンナノチューブが生じた熱を奪うため形状記憶合金が冷えて拡張するという反応が連続して行われるためクラゲが傘を膨らませたりすぼめたりして泳ぐ様にそっくりな動きになるそうです。

今のところその後の研究成果の報告が見つからないので商品化はされていないのでしょう。

いずれにしても白金やカーボンナノチューブという素材を使っているので、商品化しても高価すぎて買えませんね。

想芸館の浮遊体アートは一般家庭用の小型タイプが販売されているようですが4万円弱とこちらもすぐに手が出るものではないですよね。

そんな方にはシリコン製の人工クラゲが水槽でLEDに照らされて水流に乗って泳ぐ安価タイプがありますよ。

これは玩具メーカーの株式会社バンプレストから販売されていたのですが、会社が倒産したため現在は他の玩具メーカーから形を変えて復活販売されているようです。

最も安いものならば7.5cm×7.5cm×22cmの縦型水槽タイプで3000円弱です。

懐具合と相談していずれかの人工クラゲインテリアをお部屋の涼感・癒しグッズとして導入してみるのもいいかもしれませんね!!